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北海道から沖縄まで心をつなげる

オレンジリボン・クリスマス音楽祭

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【サンタクロースになろう!】

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各施設の子ども達にクリスマスプレゼントをお届けすることが来ました!!

​子ども達へのクリスマスプレゼントは、
           総額 440,748 

【ネットイベント特別企画①】
児童養護施設・児童相談所 特別インタビュー

(4つの質問に答えていただきました)

1.子ども虐待が起きてしまう根本的な要因は何か?
2.誰にでも「子ども虐待防止」に寄与できることとは?

3.貴所の子どもたちにとって大切なこととは?
4.皆さんにお伝えしたいことは?

児童養護施設「川崎愛児園」 富居啓之 様

袋中園・児童養護施設「青雲寮」 山川雅司 様

児童養護施設「森の風学園」 熊田富美子 様

            児童養護施設「恩寵園」 太田智一 様

1.社会的背景(核家族やシングル世帯の増加、近所付き合いの希薄化など)による子育ての孤立化。そして、その要因に対応するための社会的資源の不足。

2.『子ども虐待』に関心を持ってもらい、自分の周りの人とも情報を共有してもらう。また、周囲で『子ども虐待』が疑われる事案があれば189などに情報提供をしてもらう。

3.日常生活において、心身の安心安全が保障され、子ども達が抱える傷つきや負担が少しでもケアされること。
自立のために必要なスキルを身につけられるようになること。適切に他者に頼る(他者をつかう)ことが出来る力を身に付けること。

4.社会的養護下にある子ども達に対して『かわいそう』ではなく『頑張っているんだよね』『応援してるよ』『困ったことがあったら相談してね』のスタンスで関わって(見守って)頂けるとありがたいです。

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                某児童相談所 A 様

1.虐待を引き起こすリスク要因は複数あり、さらにリスク解消要因も複数あると思います。それらのバランスで、虐待に至らずに済む場合、虐待に至る場合、が発生するのではないかと思います。圧倒的にリスク要因が勝っている場合には。恒常的に虐待が起こり、自分達だけで解消することは困難になります。


≪子の要因≫

寝ない・食べない・言うことを聞かない等の育てにくさ

障がい・病気等により親の負担が増す要因を持っている


≪親の要因・環境因≫

障がい、病気、精神疾患、DV、被虐待体験、自身の親との関係のつまづき、等 貧困、家族の問題


≪双方の問題≫

相性、親子の関係性の問題、等


※リスク解消要因

心のゆとり、ご機嫌、成功体験、大切にされたと感じる出来事等々。ふと舞い込んできたもの、たまたま巡り合ったもの、などが、リスク要因を軽減させることがあると思います。

 

虐待を引き起こす根本的な問題は、支配/被支配のように、対等でない関係性だと思います。

わかりやすいのはDVですが、病気や障がいなどを使って配慮を強要する、不機嫌を巻き散らして周囲が機嫌を取らざるを得ない、といった関係性を無意識に築き上げるものも、対等でない関係性です。


 

2.上記のような「対等でない関係性が、人権侵害であること。それに対し対等な関係(ピアな関係)が健全で安心した関係であること」を理解すること、だと思っています。義務教育で、両親学級で、あるいはメディアで全ての人が繰り返し教わる必要を感じています。


 
3.対等な関係を経験し、自分は大切にされるに値する人間なんだと思えること。


 

4.虐待をする人たちは、かつて大事に扱われなかった深い傷つきを持っています。対等な関係の中で、認められていると感じる経験が極端に乏しく、自己不全感を強く持っています。その傷つきに対するケア無しに、虐待の防止は無いと考えます。児童相談所職員は、まだまだ成長の過程にありますが、精進し続けていかねばと思っています。常に進化し続けていきます。


 

             児童相談所に勤務する一職員より

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【ネットイベント特別企画②】
特別演奏「さくらのうた」

オレンジリボン啓発として「さくら」の花言葉「精神美」「優美」「あなたに微笑む」を願いつつ、演奏させていただきました
(演奏:「フルートアンサンブルで社会貢献」メンバー+有志)

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